プラクルティ:火+水 ピッタ/Pitta

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プラクルティ:火+水 ピッタ/Pitta


その人の体質や季節の流れに応じてライフスタイルをゆるやかに調整していくアーユルヴェーダ。

気温が上がって、外気や通勤時は汗ダラダラ、湿度の高さと、ねっとりと纏わりつくような空気、
日も長くなったからとビールの飲み過ぎで胃腸が疲れている人も多いのでは?

こんな季節に乱れやすいのが、火と水のエレメントから構成されるピッタ(Pitta)・ドーシャ。
いったい、どんなものなのでしょうか?

熱、鋭さ、液質、油性、輝性、拡散性、浸透性がピッタの特性である。

と古典には、ピッタの特性が示されています。
熱くて、尖っていて、ぬるぬるしていて、キラキラした 広がったり、浸みこみやすいもの?
これだけだと、ナゾナゾみたいで、わかりにくいですね。

ピッタは、草食系に対して、肉食系のエネルギーをもつと言われています。
動物に例えると、ウサギや亀よりは、ライオンの表すエネルギー。
土地に例えると、ニュージーランドやハワイよりは、NYの金融街ウォールストリート。
飲み物でいうと、薬草茶や牛乳よりは テキーラを飲んだ後の焼けつく感じ。
季節でいうと、夏の太陽の輝き、暑さ。

人で言うと、ピッタ体質の人は以下のような特徴をもつと言われています。

中肉中背で、太陽にあたるとすぐに日焼けして真赤になってしまい、
そばかすや白髪ができやすく、ヴァ―タほど瘦せぎすではありません。
血色が良く、いつもチークをいれたように頬に赤みがさしている人。
眼力(メジカラ)があって、全体的にピカピカ(調子が悪い時はギラギラ)しています。

グループのリーダーになることも多く、知性が高く情熱的。
言葉に説得力があり、競争社会や成果主義、数字にこだわって形を残そうとしたがることも。

《ピッタ・注意報チェックリスト》

■ お腹がすくと、平常心を忘れる
■ 運動するとすぐ顔が赤くなり、汗をかき、体臭があるほうだ
■ 食べたものが排泄されるまでの時間が短い
■ 暑い季節はイライラすることが多い
■ 要点を得ない話し方、無駄な時間、目標のない事は嫌いだ
■ 身長も体重も、わりとフツウ
■ 何かにハマると、のめり込んでしまう
■ スパイシーな食べ物やお酒、肉をたくさんとると、下痢になる


このピッタが増えやすい季節である夏を、アーユルヴェーダ的に元気に乗り切るには
どうしたら良いでしょう?

ピッタ・ドーシャのもつ形容詞群(グナ)を確認し、
その反対の性質をもつ形容詞をリストしてみましょう。

   熱 ←→ 涼しさ
   鋭さ ←→やわらかさ
   拡散性 ←→ 収縮性
   輝性 ←→ 鈍さ
   動的 ←→ 静的


まず、一番のピッタの特性は熱いことです。火と水のエレメントの中でも
どちらかというとのエレメントの方が優勢と考えて良いでしょう。
ですから、反対のエネルギーである涼しさ、冷たさを上手に取り入れて
熱をアップするよう行動を避けてみましょう。

暑い日中は風通しの良い屋内で過ごし、服装も天然素材の涼しげなものを取り入れます。
水泳や、ゆったりしたハタヨガを練習し、日中炎天下での体温をあげる運動は避け、
水辺で過ごしたり、月夜の散歩を楽しみましょう。
辛い食べ物、揚げ物、アルコール、コーヒーを控えるように心がけることも有効です。

バランスのとれたピッタの人は、音楽やアートを愛する素敵なリーダーであり
情熱的でロマンティック。
社会的正義感に満ち、損得なしに皆の為に良いことをしようと活動する、
バガヴァッタ・ギ―タのカルマヨガを実践するような男気(姉御肌?)に満ちています。

アイスクリームを楽しむ季節は夏です!
ピッタと上手につきあって、すてきな思い出をたくさん作りましょう!

- サントーシマ香 -




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