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<アーユルヴェーダ特別企画> サットヴァな秋の果物コトコト煮込み

Text & Recipe:サントーシマ香

<アーユルヴェーダ特別企画> 

サットヴァな秋の果物コトコト煮込み

果物が美味しい季節がやってきました。
完熟した果物は滋養をいっぱいに含んでいて、
食べた人の神経や生理機能を正しく強く働かせてくれます。

りんごはヴァータ体質の人、またはヴァータが乱れている人には
そのラジャスで収斂性のエネルギーが最も避けるべき果物の一つとしてあげられます。
しかし、調理の方法を工夫することで、ヴァータにとってもフレンドリーな食べ物に変身します。

そのりんごと、同じくこの季節に美味しい甘い柿を使った一品です。

サットヴァとは純粋性をあらわし、穏やかで調和的な味、澄み切った、調和的な心をあらわします。

サットヴァな食べ物の代表格は果物ですが、
そのまま食べると消化に負担がかかる点を考慮して、
温める性質、消化を促進する性質をもつスパイスを加えて、弱火で煮込み、
天然の甘味を生かした消化にやさしい食べ物としていきます。

果物×サットヴァなスパイスで、自身のもつサットヴァな性質を強化します。


<アーユルヴェーダ特別企画>まいゆるべーだ : サットヴァな秋の果物コトコト煮込み1

材料:
材料: 林檎、柿、シナモン、カルダモン、ギー

<アーユルヴェーダ特別企画>まいゆるべーだ : サットヴァな秋の果物コトコト煮込み2

林檎と柿を皮をむき、同じサイズになるよう揃えて切りましょう。

<アーユルヴェーダ特別企画>まいゆるべーだ : サットヴァな秋の果物コトコト煮込み3

底の厚い熱伝導性に優れた鍋に、切りそろえた果物を入れ、弱火でコトコト煮込みます。

<アーユルヴェーダ特別企画>まいゆるべーだ : サットヴァな秋の果物コトコト煮込み4

果物自体から染み出る水分で、調理されています。

<アーユルヴェーダ特別企画>まいゆるべーだ : サットヴァな秋の果物コトコト煮込み5

果物に火が通って、透明感が出てきたら

<アーユルヴェーダ特別企画>まいゆるべーだ : サットヴァな秋の果物コトコト煮込み6

小さじ1/2程度のカルダモンと

<アーユルヴェーダ特別企画>まいゆるべーだ : サットヴァな秋の果物コトコト煮込み7

シナモンを加えます。

<アーユルヴェーダ特別企画>まいゆるべーだ : サットヴァな秋の果物コトコト煮込み8

火を止めて小さじ1のギ―を混ぜできあがり。

<アーユルヴェーダ特別企画>まいゆるべーだ : サットヴァな秋の果物コトコト煮込み9

アツアツのトロトロを召し上がれ。

<<ポイント>>

・シナモン、カルダモンともに精神のサットヴァ(純粋性)を促進する効果があります。

シナモン V↓ P↑(取り過ぎた場合のみ) K↓
甘味、穏やかな熱性をもち、風邪の予防、粘液性分泌物の減少、アグニの強化

カルダモン V↓ P↑(取り過ぎた場合のみ) K↓
甘味、穏やかな熱性をもち、消化促進、神経系をなだめる、コーヒーのカフェインを減らす

・大変消化によいので、朝ごはんに単品で。または空腹時に。

・果物は、それ自体が消化酵素を含んでいるために
他の食べ物と混ぜて食べない方が、消化器官をはやく通り抜けることができます。

まいゆるべ~だ|快眠アーユル・ミルク

Text & Recipe:サントーシマ香

<アーユルヴェーダ特別企画> 

快眠アーユル・ミルク

普通に生活していても、夜には身体に疲労物質がたまるもの。
睡眠はすべての人にとって不可欠なものですが、
長い時間眠ってもスッキリ起きれなかったり、
寝付くのに時間がかかって睡眠時間が短くなったり、
というお悩みを持っている人もいるのではないでしょうか。

日中優勢になっている活動的な交感神経モードから
睡眠や休息時に優勢になるリラックスを司る副交感神経モードへ!
切り替えをスムーズに助け、上質な睡眠へ誘導するためのレメディーを紹介します。


<<こんな人におすすめ>>

寝る前に色々考えすぎてしまう人
夜中に何度も起きてしまう人
痩せすぎで体重を増やしたい人
体力が無い人
栄養を効率的に吸収したい人
落ち着きの無い子供から
心配性のお年寄りにまで、ただ美味しい飲物としても

そのまま飲むと、冷性で消化が難しい牛乳と比べ
温めた牛乳にはそれ自体に精神を落ち着かせ、眠りを誘う作用があります。
そこに熱性をもつハーブを加えることで、より消化がしやすくなります。
ここで加えるピパリは、特に牛乳の持つカファのエネルギーを軽くするので
カファが増えやすい人に良く勧められるものです。

デーツとアーモンドが入っているため、
口にすると心地よい充足感が全身に広がります。
お腹が空いて眠れないと困るけど、寝る前に重いものは食べたくない
という人にもおすすめの「食べるミルク」です。

快眠アーユル・ミルク1

材料:
牛乳    1カップ
アーモンド 数粒 (* 皮無し)
デーツ   1粒か2粒
サフラン  一つまみ(なくても良し)
ピパリ   小さじ1
ギー   少々
蜂蜜   少々

* 生アーモンドを熱湯に数分漬け冷水で皮をむきます。
** ピパリはナツメグのような甘い香りがするコショウ科のスパイス。
長コショウ、フィファチという別名で沖縄産のものが入手可。

快眠アーユル・ミルク2

デーツの種を取り、小さく刻みます。

快眠アーユル・ミルク3

小鍋に牛乳をいれ、泡がフツフツと立つまで弱火で加熱します。

快眠アーユル・ミルク4

刻んだデーツ、アーモンド、ピパリを加え、もう数分弱火で煮込みます。

快眠アーユル・ミルク5

火を止めて、サフランを一つまみ、ギー、蜂蜜を加えましょう。

快眠アーユル・ミルク6

フーフーいいながら熱々をどうぞ。

スパイスが無い!という人は温めた牛乳にギーを小さじ1ほど溶かしたものを。
ヴァータのバランスを整え、関節を油分で潤わせ、身体をやわらかくします。
ヨガのポーズを深くしたい人、試してみてはいかがでしょうか。


<<注意すること>>

・ カファの増大によって粘液が大量発生している人は、乳製品の摂取は控えましょう。

・味覚を構成する六味(甘味・酸味・苦味・塩味・渋味・辛味)のうち甘味以外のものと
牛乳の組み合わせはあまり良くありません。
また動物性たんぱく質や果物と牛乳の組み合わせは避けることが薦められています。

・なるべく低温殺菌、ノンホモジナイズド、オーガニックの牛乳を選びましょう。

まいゆるべ~だ|クレオパトラの美を超える☆デーツのお菓子

Text & Recipe:サントーシマ香  

<アーユルヴェーダ特別企画> 

クレオパトラの美を超える☆デーツのお菓子

エジプトの女王クレオパトラ 彼女の美容の秘密はデーツ!
という言葉がパッケージに刷られていて、手に取った。
成田空港出国出口のすぐ左側にある小さな売店

ここには、会社の人におみやげ買い忘れちゃった・・・
とうようなウッカリさん、もしくは長時間のフライトの後
お家に向かう前に 久しぶりの日本おやつを買いたいな、
という人のための商品が、狭いスペースに販売されている。

亜鉛を含む微量ミネラルと食物繊維の宝庫
あの伝説の美女☆クレオパトラ女王も食べていた、
なんて書いてあって、買い求めた。

その後2002年に引越しした町 バークレーでは
火曜日アシュビー駅近くで開催されるファーマーズマーケットで
通称デーツ・マンと呼ばれる 金髪ドレッドのイケメン男子が
常時数種類のデーツを販売し 気前良く試食をさせてくれて、
私はマジュール・デーツの他にも種類がたくさんあって
甘みの質や 粘度によって だいぶ個性があること
デーツが木からぶら下がって生ることを知って
マフィンの甘みにデーツを練りこんだり
週末の長いワークショップで血糖値が下がり過ぎないようにと
おやつとして携帯したりもした。

デーツは、慢性疲労や過度な運動を行う人、
産後の体力回復を必要とする人には特にすすめられ
特に、ヴァータとピッタ性の疾患を持つ人にマル。

このレシピは、デーツ(ヴァータ↓ ピッタ↓)の中に
ギー(ヴァータ↓ ピッタ↓)を詰め、飾りを載せた
見た目に麗しく 少量で満足感アリ
持ち寄りパーティーにも 喜ばれ 栄養価も抜群のものです。

クレオパトラの美を超える☆デーツのお菓子1

材料:

デーツ 3粒 (できれば大粒で瑞々しいもの)
ギー 大さじ2
ハチミツ 小さじ1 (なくても良し)
ピパリ 小さじ1/8 (長コショウ/なくても良し)
飾りとして クルミ、クコの実 適量

クレオパトラの美を超える☆デーツのお菓子2

デーツを縦長に半分に切り、種を取り除きます。

クレオパトラの美を超える☆デーツのお菓子3

ギーに ハチミツ ピパリを少々混ぜて
ペースト状になるまで練ります。
10分ほど、冷蔵庫で休ませます。

クレオパトラの美を超える☆デーツのお菓子4

種をくり抜いたデーツに、少し冷えて扱いやすくなったギーmixを
詰めていきます。

クレオパトラの美を超える☆デーツのお菓子5

飾りとして、半分に切ったクルミとクコの実を載せて、
さらに10分ほど 冷蔵庫で休ませます。

クレオパトラの美を超える☆デーツのお菓子7

できあがり!

 

ヴィーガン(乳製品・卵をとらない完全植物性志向)の人は
ギーの代わりにアーモンド バターなどのナッツバターを使うことで
対応できます。

カファ ドーシャの人は、ピパリを多めに、ギーを少なめに
ハチミツを多めにすることで悪影響を減らすことが出来ます。

実はこのオヤツが非常に好評で、レシピ探求に熱中しました。
ラベンダーをギーに練りこんで香をつけたり、桜の塩漬けをのっけたり
砕いた生カカオを載せてみたり。

皆さんも イマジネーションを膨らませて
自分なりのアレンジを楽しんでください
でも食べすぎはカファ・ドーシャを増やします・・・
体重を増やし過ぎたくない人は、ほどほどに☆

 

まいゆるべ~だ

Text & Recipe:サントーシマ香  

<アーユルヴェーダ特別企画> 

毎日の贅沢な習慣にしちゃうアビヤンガ 

マッサージというと、お金を払って「してもらうもの」というイメージがあります。
熟練した腕の専門家にもみほぐしてもらう気持ちよさは、
代えがたい経験ですが、自分でもそれに近いことを家庭で実践することを
アーユルヴェーダではすすめています。

アビヤンガとは、スネハナというカテゴリーに入るセラピーで
簡単に言うと オイルマッサージのこと。
アーユルヴェーダで「オイル/油」という言葉と「ゴマ油」は同意語というほど
ゴマ油を、よく使います。

アビヤンガでは、これを温めて使用します。

温かい油がどんなグナ(質感)を持っているかというと、

重さ、温かさ、油性、滑らかさ など
ヴァータ ドーシャと反対のグナ群があげられます。

ヴァータ ドーシャは、実年齢より老化した状態と
同じような意味で使われます。
そして、肌自体がヴァータの座のひとつだと言われています。
つまり、アビヤンガは さまざまなヴァータ性疾患に悩む人に
特におすすめのセラピーです。

(こんな人におすすめ)

・精神的な不安定さを持つ人
・痩せすぎの人
・乾燥性や冷え性で悩む人
・関節や筋肉をスポーツや勤労で酷使する人
・ビューティー・ケアとして肌を美しく保ちたい人

(こんな人は避けましょう)

・生理中の人
・身体にアーマ(毒素)が溜まっている人
・アグニ(消化能力)が弱っている人

・・・・・・・
材料:

アビヤンガオイル

(食用)白ごま油 ガラスの遮光瓶 小鍋 を用意します。

アビヤンガオイル

小鍋で白ごま油を弱火?中火で熱します。ゴマに含まれる成分を抗酸化物質に変化させます。

アビヤンガオイル

温度計があれば、100度から120度のあたりで火を止めしばらく余熱を保持するように。

アビヤンガオイル

瓶に移して、人肌程度の温かさに落ち着いたら、油の準備はOKです。

アビヤンガオイル

※エッセンシャルオイルを1.5%?4%位になるまで加えても。

アビヤンガオイル

できあがりです。

 

・・・・・・・
マッサージの方法

全身を心臓から末端に向かってするのが基本の方向であり
関節周りは時計回りに丸くマッサージします。
時間が十分無いときは、
頭のてっぺん+足+耳だけをマッサージしても。

自分のからだ全体を確認する作業です。
丁寧な、やさしい気持ち、気づきのセンサーをONにして行いましょう。
自分の身体のここが嫌い!などの攻撃的な気持ちを持たずに、
元気な身体に感謝の気持ちをもって行うと、効果アップです。

すぐに流さず、少なくとも15分おいて、
皮膚から油を吸収させてから流してください。
バスローブがあると重宝します。

余分なオイルを蒸しタオルでふき取って、
そのまま寝てしまっても良いです。

マッサージの直後に強風や日光に当たったり、
忙しく出かけたりすることは避けましょう。

 

アグニを高めるトリカトゥMix

Text & Recipe:サントーシマ香

<アーユルヴェーダ特別企画>
アグニを高めるトリカトゥMix

アグニとは、食べたものを消化する能力のこと。
火の神さまにも例えられ、13種類のアグニがある中で
とくに胃のアグニが健康を維持する上で大切だといわれています。

口にしたものは、歯で磨り潰され、唾液と混ざり消化器官へ送られます。
酸性の胃液でさらにミクロに分解される作業が行われ、
下方部へすすむわけですが、味が良いからと言って消化能力を超えた食べ物を
詰め込みすぎてしまったり、歯で噛まずに流し込んでしまうと、いつまでも胸の辺りが重い・・・
なんてことになり、負担をかけることになります。

お酒を飲みに行って 何件かハシゴし、夜中にラーメンを食べても
次の日すっきりした朝を迎えられる人と、そうではない人がいるように
消化能力に個人差は否めませんが、
どのように食べるか、ということは、消化しきれなかったアーマ
(未消化物・老廃物/管にこびりついて病気のもととなる)を持ち越さないためにも
アーユルヴェーダで特に強調される点です。

胃のサイズの1/2を固形+1/4をスープなどの液体+1/4を空にしておくように
そして、食事と食事の間に十分時間をとり、空腹を感じてから食べること
が元気なアグニを育てるために、強調されます。

ここでは、簡単にできる、アグニを高めるトリカトゥというレメディーをつくります。
トリカトゥ (Trikatu) トリは3つの、カトゥは六味の一つで辛味のこと。

材料:
黒粒コショウ 長コショウ 乾燥生姜 いずれも粉末 を 大さじ2ずつ

長コショウはフィファチ、ロングペッパー、ピパリという名前で知られています。
沖縄産物産展やスパイス屋さんでも購入可能です。
消化を助け、一緒にとるハーブの効果をアップさせるものとして使われており、
ラサーヤナ(若返り効果のある)として、またヴァータ とカファ ドーシャを落ち着かせて、
質の良い睡眠を促すために温かい牛乳に混ぜて摂取される
非常に人気の高いものです。

アグニを高めるトリカトゥMix

3つのスパイスを混ぜます。

アグニを高めるトリカトゥMix

小瓶に移して、湿気と熱の少ない場所で保存しましょう。

アグニを高めるトリカトゥMix

レメディーのとり方:

・食事の前30分前に コップ一杯のお湯に小さじ1を溶かして飲む
(ヴァータの人はギーを加えても良し)

・myゆるヴェーダ vol.2 アマランサスのキチャリ粥で紹介したように、
調理用スパイスとしてピリッとした辛味を加えたいときに使用しても○

・ピッタ ドーシャの人は、とりすぎに注意してください。

・身体があたたかくなるので、冷え性の人や新陳代謝を良くしたい人におすすめです。

 

<アーユルヴェーダ特別企画>まいゆるべーだ : 消化を助けるフェンネル茶

Text & Recipe:サントーシマ香 

<アーユルヴェーダ特別企画>
まいゆるべーだ : 消化を助けるフェンネル茶

お茶というと、緑茶、紅茶、ウーロン茶 というように茶の木からとれた葉が昔は身近なものでしたが、
最近では、カフェに入ったときに、ミント・ティーを頼んだり、就寝前にカモミール・ティーをとったりと、
ハーブティーを生活の一部として楽しんでいる方も増えてきました。

お茶を飲む、ということは、その植物の水溶性成分をいただいている、ということになります。
血をキレイにするもの、駆風効果のあるもの、利尿作用のあるもの、発刊作用、痰(タン)を散らす効果のあるものなど、
遠い昔から、植物の恵みは、穏やかにじんわりと元気を補ってくれました。

ここでは、夜遅くご飯を食べたり、外食が続いて疲れてしまった胃を休める消化にやさしいフェンネルのお茶を作りましょう。

フェンネルはハーブの専門店のみならず、スーパーのスパイス・コーナーでも購入可能です。
薄緑色?灰色の細長い種の形をしています。数あるハーブの中でもっともサットヴァ(調和的)なハーブとして知られ甘・渋・冷 という
エネルギーの組み合わせによりヴァータ、ピッタ、カファの3ドーシャ全てに沈静作用があります。

消化不良を改善し、食べ過ぎてお腹にガスが張った症状を楽にします。
消化促進には、よくピリッと辛い味のものが好まれますが、辛味は熱を出すのでピッタの人には注意が必要です。
しかしフェンネルは冷たいエネルギーを持っているので大丈夫です。

フェンネルは、高齢の方から子供まで、安心してとれるマルチな消化促進ハーブであり、
高ぶった神経をなだめて リラックスさせてくれる作用があります。

また、過剰なカッファ・ドーシャを減らす効果もあるので、ゆるやかな体重の減少を行いたいときに、
美味しいダイエット茶として飲んでもいいそうですよ。

<アーユルヴェーダ特別企画>まいゆるべーだ : 消化を助けるフェンネル茶

用意するもの(一人分):
お湯 200cc
フェンネルシード 小さじ2?3

<アーユルヴェーダ特別企画>まいゆるべーだ : 消化を助けるフェンネル茶

水を沸騰させ5分ほどグラグラ沸かしましょう。
準備ができたら、ポットに熱湯をそそぎます。

<アーユルヴェーダ特別企画>まいゆるべーだ : 消化を助けるフェンネル茶

フェンネルを加えます。

<アーユルヴェーダ特別企画>まいゆるべーだ : 消化を助けるフェンネル茶

柔らかい黄緑色が抽出されるまで、10分程度ゆったり待ちましょう。

茶漉しでこして、ほのかな甘味を味わいながら飲んでください。

<アーユルヴェーダ特別企画>まいゆるべーだ : 消化を助けるフェンネル茶

*フェンネルはインド料理店で、レジの横に良く置いてあるハーブです。

**今回紹介した、お湯を注ぐだけの気楽な方法のほかに、
成分をより濃厚に抽出させたい時には小鍋に材料をいれて、
弱火で水分が半分に減るまで煮詰めることもあります。

 

<アーユルヴェーダ特別企画>まいゆるべーだ :自宅で簡単にできるフェイシャル・スチーム

Text & Recipe:サントーシマ香 

<アーユルヴェーダ特別企画>
まいゆるべーだ : 自宅で簡単にできるフェイシャル・スチーム

乾燥の強い冬の季節に、お家で簡単にできるフェイシャル・スチームを試してみましょう。
喉や鼻の中が詰まったような感じのあるときや、人と多く会うことに心が疲れてしまったとき。
心地よいアロマの湯気に包まれて、深?い呼吸をとることで、毛穴のお掃除や柔らかく
潤って輝く肌が手に入るだけでなく、心の浄化にもつながっていく気がするかもしれません。


準備するもの:

洗面器
熱湯 適量
大き目のタオル
トゥルシー のエッセンシャルオイル
乾燥ワイルドローズを大さじ4

自宅で簡単にできるフェイシャル・スチーム

下準備:洗顔をおこないます。髪の長い人は後ろで束ねます。

自宅で簡単にできるフェイシャル・スチーム1

洗面器によく沸かした熱湯を注ぎます。

自宅で簡単にできるフェイシャル・スチーム2

ワイルドローズのハーブを加えます。

自宅で簡単にできるフェイシャル・スチーム3

トゥルシーのエッセンシャルオイルを数滴 垂らします。

自宅で簡単にできるフェイシャル・スチーム4

大き目のタオルを頭にかぶって
テントの中に隠れるように洗面器の上に乗り出します。
蒸気を深く吸い込みましょう。

カッパの乱れた人、鼻づまりがひどい人は ユーカリプタス ティーツリー
ピッタの乱れた人、油性肌の人はミント、ラベンダー、バラ、ウィッチヘーゼル
ドーシャに関わらずお勧めされるのは、カモミールとリコリスを試してみてはどうでしょうか。

旅をしていて、洗面器が無い人は、小さなタオルを
エッセンシャルオイルを垂らした熱湯で絞り、顔にあてる方法もおすすめです。

 

 

アマランサスのキチャリ粥

Text & Recipe:サントーシマ香

<アーユルヴェーダ特別企画>
まいゆるべーだ : アマランサスのキチャリ粥

食べ物をきちんと消化することを、大事に考えているのがアーユルヴェーダ。
美味しいご飯も、食べ過ぎてしまうと、管が詰まって毒に転ずるし、
身体に良いと言われる素材も調理方法によって、その性質は変ずるもの。
キチャリとは、インドでよく食べられている、シンプルに豆と米をスパイスで煮込んだお粥のこと。
やさしい味のするこの粥は、消化に負担をほとんどかけません。
そのため、パンチャカルマという伝統的な浄化方法を行うときに、それだけを何日も食べたりします。
また食べ過ぎの日々が続いて、胃を休めるような食事を取りたいときにも、おすすめです。
今日は、定番のキチャリとは趣向を変えて、ミネラルが豊富でトロトロした食感がたまらなく美味しい
アマランサスという雑穀をベースに、簡単に火が通る緑豆、消化を促進するスパイスと栄養価の高い
松の実、甘栗を使ったアマランサスのキチャリ粥を作ってみましょう。

材料:
アマランサス 1C
緑豆 1/2 C
水 4C
トリカトゥ(黒胡椒、長胡椒、乾燥生姜を等しい割合でブレンドしたもの) 小さじ1
生姜 小指の先くらい
ギー 大さじ1
甘栗 適量
松の実 適量

アマランサスのキチャリ粥

*肝臓が弱っているとき、宴会が続いたときはターメリックを加えても美味しいです。
ただし、鍋やお皿に黄色の色素が残りやすいので注意してください。

下準備として、アマランサスと緑豆を洗っておきます。

アマランサスのキチャリ粥

鍋にギーを入れ、弱火で熱します。

アマランサスのキチャリ粥2

ギーが溶けたところで、トリカトゥを加えて成分をギーに抽出させます。
(ヴァータの乱れてる人は、トリカトゥを炒めるときにニンニクを加えても良いですし、
カッパの乱れてる人はギーを少なめに。)

アマランサスのキチャリ粥3

アマランサスと緑豆を加えます。

アマランサスのキチャリ粥4

水を足します。沸騰したら、弱火に落としてコトコト煮込みましょう。

アマランサスのキチャリ粥5

沸騰したら、弱火に落として蓋をし、コトコト煮込みましょう。

アマランサスのキチャリ粥6

アマランサスが水分を含み、緑豆がやわらかく潰れるか、確認しましょう。
(ヴァータ、ピッタの人はやや水分が多くなるように水を足してもOK)

アマランサスのキチャリ粥7

松の実や甘栗を加え、火を止めます。
好みで塩を加えます。

アマランサスのキチャリ粥8

できあがり。

 

 

 

ギー は若返りのポーション

Text & Recipe:サントーシマ香

<アーユルヴェーダ特別企画>
まいゆるべーだ : ギーは若返りのポーション

第一回めのお題は「ギー」
ギーって聞いたこと、ありますか?
バターをとろ火で熱して、水分を取り除いた純粋な油のことなのですけれど、これがアーユルヴェーダの世界では
いろ?んなことに使われるんです。年をとってきたり、都市で忙しい生活を送っていると、潤いが足りなくなって、
指先や唇が乾いてくることがあったり、乾いた腸環境から便秘が起こったり、なんてこともありますね。
体だけでなく、感情も渇いてきて、人との関りを面倒くさく思えて、クールに振舞ってしまったりもします。
ギーは上にあげたような症状の改善に適しています。内服することで、一緒にとるハーブの吸収率を高めたり、
届けたい適切な箇所に薬効を運んでくれたり、火傷のとき塗布することで治りを早めたり、炎症を抑えたりもします。
取り方に難しいことは無く、ルールも特にありません。
湯気のたっているアツアツのスープやトーストに一さじのギーを垂らすなんてことでOK。
また、消化の弱い人、便秘がちな人は、朝起きぬけに、ギーを小さじ1加えた白湯を飲むことで、
夜間に溜まったアーマ(未消化物)を下方に流すという方法もおすすめです。
それでは、ギーの作り方を見てみましょう。

用意するもの
無塩バター 450g?1キロ
牛乳の油分を濃縮したバターは、好ましくないもの(農薬、ホルモン剤など)まで凝縮しています。
なるべく草を食べて育った牛からとれるナチュラルな牛乳から作られる
オーガニックのバターを選びましょう。
また、少量よりも、なるべく大量のバターから作ったほうが失敗が少ないようです。

<鍋>
アルミ製は避けましょう。なるべく底の厚いもののほうが熱伝導率が安定しているため焦げ付きにくいようです。

ギーは若返りのポーション1

全体が入るサイズの鍋に、バターを入れます。

ギーは若返りのポーション2

火にかけましょう。これも、IHよりはガスが、ガスよりも本ものの火のほうが優れているそうです。

ギーは若返りのポーション3

バターが溶けてきたら、弱火にして、焦げ付かないように注意して見守ります。
バターの量や火加減にもよりますが、ここまでで20分から30分くらい。
退屈して、このとき別の作業をやり始めてしまい、全部を焦がしてしまうケースが多いです。
ギーを作るときは、静かにギーのフツフツと煮立っている音を楽しんだり、
心を和やかにする音楽をかけたり、マントラを唱えたりしましょう。

ギーは若返りのポーション4

ここで、水分が完全に蒸発されたかチェックしましょう。
透明感がでてきたことを確認したら、水を少し振り入れます。

ギーは若返りのポーション5

このように、小さな泡が即座にあがってきたら、出来上がりのしるしです。
もう少し時間をかけると、ちょっと香ばしい、キャラメル色の液体にかわってしまいます。
それは、残念ですが、火を通しすぎてしまったサインです。

ギーは若返りのポーション6

熱湯で消毒したガラス瓶に、ギーをそそぎます。
このとき、上澄みの白い部分や、底に溜まった茶色い乳糖を取り除くために
コーヒーのフィルター、またはチーズクロスでギーを濾過する人もいます。

ギーは若返りのポーション7

蓋をするのは、ギーが室温に冷めるまで待ちましょう。
外気との温度に差があるまま蓋をすると、蒸気が出てしまい
ギーの保存性を保つことができません。
水分を完全に抜いた上質のギーは、室温で保管できますし、
100年持つとも言われています。

ギーは若返りのポーション8

できあがりました。ギーの色は、使うバターによって少し異なります。
草を食べて育った牛からとれたバターから作ると、
クロロフィルが含まれて少し黄色味を帯びたギーになるそうです。
飼料としての穀物を食べて育った牛のギーは、白色になります。

 

ギー は若返りのポーション

Text & Recipe:サントーシマ香

<アーユルヴェーダ特別企画>
まいゆるべーだ : ギーは若返りのポーション

第一回めのお題は「ギー」
ギーって聞いたこと、ありますか?
バターをとろ火で熱して、水分を取り除いた純粋な油のことなのですけれど、これがアーユルヴェーダの世界では
いろ?んなことに使われるんです。年をとってきたり、都市で忙しい生活を送っていると、潤いが足りなくなって、
指先や唇が乾いてくることがあったり、乾いた腸環境から便秘が起こったり、なんてこともありますね。
体だけでなく、感情も渇いてきて、人との関りを面倒くさく思えて、クールに振舞ってしまったりもします。
ギーは上にあげたような症状の改善に適しています。内服することで、一緒にとるハーブの吸収率を高めたり、
届けたい適切な箇所に薬効を運んでくれたり、火傷のとき塗布することで治りを早めたり、炎症を抑えたりもします。
取り方に難しいことは無く、ルールも特にありません。
湯気のたっているアツアツのスープやトーストに一さじのギーを垂らすなんてことでOK。
また、消化の弱い人、便秘がちな人は、朝起きぬけに、ギーを小さじ1加えた白湯を飲むことで、
夜間に溜まったアーマ(未消化物)を下方に流すという方法もおすすめです。
それでは、ギーの作り方を見てみましょう。

用意するもの
無塩バター 450g?1キロ
牛乳の油分を濃縮したバターは、好ましくないもの(農薬、ホルモン剤など)まで凝縮しています。
なるべく草を食べて育った牛からとれるナチュラルな牛乳から作られる
オーガニックのバターを選びましょう。
また、少量よりも、なるべく大量のバターから作ったほうが失敗が少ないようです。

<鍋>
アルミ製は避けましょう。なるべく底の厚いもののほうが熱伝導率が安定しているため焦げ付きにくいようです。

ギーは若返りのポーション1

全体が入るサイズの鍋に、バターを入れます。

ギーは若返りのポーション2

火にかけましょう。これも、IHよりはガスが、ガスよりも本ものの火のほうが優れているそうです。

ギーは若返りのポーション3

バターが溶けてきたら、弱火にして、焦げ付かないように注意して見守ります。
バターの量や火加減にもよりますが、ここまでで20分から30分くらい。
退屈して、このとき別の作業をやり始めてしまい、全部を焦がしてしまうケースが多いです。
ギーを作るときは、静かにギーのフツフツと煮立っている音を楽しんだり、
心を和やかにする音楽をかけたり、マントラを唱えたりしましょう。

ギーは若返りのポーション4

ここで、水分が完全に蒸発されたかチェックしましょう。
透明感がでてきたことを確認したら、水を少し振り入れます。

ギーは若返りのポーション5

このように、小さな泡が即座にあがってきたら、出来上がりのしるしです。
もう少し時間をかけると、ちょっと香ばしい、キャラメル色の液体にかわってしまいます。
それは、残念ですが、火を通しすぎてしまったサインです。

ギーは若返りのポーション6

熱湯で消毒したガラス瓶に、ギーをそそぎます。
このとき、上澄みの白い部分や、底に溜まった茶色い乳糖を取り除くために
コーヒーのフィルター、またはチーズクロスでギーを濾過する人もいます。

ギーは若返りのポーション7

蓋をするのは、ギーが室温に冷めるまで待ちましょう。
外気との温度に差があるまま蓋をすると、蒸気が出てしまい
ギーの保存性を保つことができません。
水分を完全に抜いた上質のギーは、室温で保管できますし、
100年持つとも言われています。

ギーは若返りのポーション8

できあがりました。ギーの色は、使うバターによって少し異なります。
草を食べて育った牛からとれたバターから作ると、
クロロフィルが含まれて少し黄色味を帯びたギーになるそうです。
飼料としての穀物を食べて育った牛のギーは、白色になります。

 

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