
サントーシマ香 | 2010インド アーユルヴェーダ紀行⑪
先生のクリニックは少人数制なので、半年以上先まで予約でいっぱい。
出国ギリギリまで滞在したかったのですが、空室が無く1月末日プーナへ移動しました。
ムンバイの南130kmに位置する街プーナは前年にティラック・アーユルヴェーダ大学で
研修を受けていたこともあり、比較的土地勘のある街です。
外国人の集まる賑やかなコルギョン・パーク周りではなく、
駅近くのホテルに宿泊することにしました。
アメリカに住んでいる親友から、カーリー女神の像を買ってくるように
頼まれていたので、店から店へ。これは楽しい買い物でした。
同じ神さまを表現していても、それぞれ顔や表情、
見たときに受ける印象がぜんぜん違うので
気合を入れて選び、あってないような値段も交渉しました。
インドを旅すると、外国人はどうしても高い値段をふっかけられます。
疲れてる時や重い荷物を持っているときに
法外な値段を言われて、それを個人的にとって悲しくなったこともありました。
滞在中ずっとリクショー・ドライバーと喧嘩してた外国人女性もいましたし。
はじめはそれでキリキリしていましたけど、
結局のところ、多くの現地の人たちはギリギリのラインで生活しているということ。
10円や50円多めに払ったとしても、それでちょっと良い具の夕飯が
家族で食べれるなら、それで全然いい。
その時点で、自分が全ての旅行者のこれからの運命をにぎって
「他の人も高い値段をふっかけられるから!」なんて気張る必要もそこには無い。
そう思えるようになって、ずいぶん自分が楽になりました。
楽がいい。「だまされるのでは」「悪い人が近づいてくるのでは」と
気を張りながら歩いていると、安全な旅になるかもしれませんが、
なんとも限定的で楽しくありません。
夕方にはタディワラ・ロードにある自然療法センターのヨガクラスへ行きました。
マハトマ・ガンジーが独立運動の最中
プーナでイギリス政府に幽閉されていたときに滞在していた大きな屋敷を改装したその敷地には
さまざまな自然療法を行なう施設に加え、玄米粥やフレッシュジュースを出してくれる
レストラン、そして朝6時から一時間おきにヨガのクラスが地元の人むけに
行なわれています。
声を合わせたチャンティングから始まり、サリー姿のおばちゃん達や
ジャージ姿の青年など、参加者の年齢も幅広いし、男女比もほぼイコールです。
床の上にタオルやシーツを広げて、ヨガの練習をしました。
みんながヨガの練習の時間を、大切に思ってることが感じられました。
外国から来た私のことも珍しげに、でもニコニコ輪に入れてくれて。
シャヴァーサナの時、私は大きなヨガのコミュニティの一員で、
どこの国に行っても、年をとっても仲間がいて、これからずっと楽しむことが出来る、
とじわぁ~っと感動をあじわっていました。
























